💡この記事でわかること
- 展示会動画の制作費用の相場(表現方法・尺別)
- 制作費用の内訳と、金額が変わるポイント
- 実写とアニメーションの費用・効果の違い
- 品質を落とさずに制作費用を抑えるコツ
- 展示会で成果を出す動画づくりと制作会社の選び方
「展示会で、自社ブースに足を止めてもらいたい」
「でも、動画制作にいくらかかるのか見当がつかない」
そのようなお悩みをお持ちの担当者の方は多いのではないでしょうか。
展示会の会場には、数百もの企業ブースが並びます。
来場者が1つのブースの前を通り過ぎるのは、わずか数秒といわれています。
その短い時間で興味を引くために、動画は非常に効果的なツールです。
特に音声が届きにくい会場では、文字や図解で伝えられるアニメーションが役立ちます。
複雑な製品やサービスも、短い時間でわかりやすく伝えられるのが強みです。
一方で、展示会動画の制作費用は、依頼先や表現方法によって大きく変わります。
数十万円で収まるケースもあれば、数百万円かかるケースもあります。
「どこまで依頼すれば適正価格なのか」と迷う方も少なくありません。
相場を知らないまま発注すると、予算オーバーや品質への不満につながりかねません。
本記事では、アニメーション動画制作を手がけるカプセルメディアが、展示会動画の制作費用を詳しく解説します。
費用相場や内訳はもちろん、実写とアニメーションの違いや、費用を抑えるコツもご紹介します。
さらに、展示会で成果を出す動画づくりのポイントや、制作会社の選び方もまとめました。
初めて展示会動画を検討する方でも、予算計画を立てやすくなる内容です。
ぜひ最後までお読みいただき、次の展示会の準備にお役立てください。
展示会動画の制作費用・料金相場

展示会動画の制作費用は、動画の種類や尺、表現方法によって大きく変わります。
相場を知らずに依頼すると、予算オーバーや品質不足につながりかねません。
ここでは、種類別の相場と費用を左右する要素を解説します。
あわせて、費用を抑えるコツもご紹介します。
動画の種類別に見る費用相場
展示会で流す動画は、主に5つの種類に分けられます。
それぞれ制作工程が異なるため、費用の幅も大きく変わります。
まずは下の比較表で、全体の目安をつかんでください。
| 動画の種類 | 費用相場(1〜3分) | 制作期間の目安 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| スライド型・簡易動画 | 10万〜30万円 | 2〜3週間 | 製品情報の簡単な紹介 |
| モーショングラフィックス | 30万〜80万円 | 3〜6週間 | 数値やデータの訴求 |
| 2Dアニメーション | 30万〜100万円 | 4〜8週間 | サービスの仕組みの説明 |
| 実写動画 | 50万〜150万円 | 4〜8週間 | 製品の質感や現場の紹介 |
| 3DCG動画 | 100万〜300万円以上 | 6〜12週間 | 大型機械や内部構造の可視化 |
※費用・期間は一般的な市場の目安です。内容や制作会社によって変動します。
スライド型は、既存の資料をもとに作るため低価格で依頼できます。
ただし、ブースの前を歩く来場者の目を引く力は弱めです。
2Dアニメーションは、目に見えない仕組みの説明が得意な手法です。
ITサービスや無形商材を扱う企業に、特に多く選ばれています。
実写動画は撮影費がかかるため、ロケ地や出演者の数で費用が増えます。
3DCGは表現力が高い一方で、モデリング工数がかさみやすい手法です。
自社の商材に合う表現を選ぶことが、費用対効果を高める第一歩です。
費用を左右する主な要素
同じ種類の動画でも、仕様によって見積もり額は大きく変わります。
主な要素は「尺」「企画・構成」「素材」「音声」「修正回数」の5つです。
| 費用を左右する要素 | 費用が上がりやすいケース | 費用を抑えやすいケース |
|---|---|---|
| 尺 | 3分以上の長尺 | 30秒〜1分のループ動画 |
| 企画・構成 | 制作会社にゼロから依頼(目安5万〜20万円) | 目的・構成を社内で整理して共有 |
| 素材 | オリジナルのイラストやキャラクターを新規制作 | 既存のロゴや製品写真を提供 |
| 音声 | プロのナレーターを起用(目安3万〜10万円) | テロップ中心の無音構成 |
| 修正回数・納期 | 修正が多い・特急対応(通常の1.2〜1.5倍の例も) | 修正指示をまとめ、余裕のある日程で依頼 |
※金額は一般的な市場の目安です。内容や制作会社によって変動します。
まず、尺が長いほど作画や編集の工数が増え、費用も上がります。
展示会では、30秒〜1分程度のループ動画がよく使われます。
次に、企画・構成を制作会社に任せる場合は企画費が発生します。
目安は5万〜20万円程度で、訴求の質を大きく左右する工程です。
素材面では、オリジナルのイラストやキャラクターを作ると費用が増えます。
既存のロゴや製品写真を提供できれば、その分のコストを抑えられます。
音声では、プロのナレーターを起用すると3万〜10万円ほどかかります。
BGMはオリジナル制作か、既存の音源を使うかで費用が変わります。
さらに、修正回数や納期の短さも見積もりに影響します。
特急対応では、通常料金の1.2〜1.5倍になるケースも珍しくありません。
英語や中国語など、多言語版を作る場合は翻訳と差し替え費用も必要です。
見積もりを比較する際は、これらの項目が含まれているか確認しましょう。
費用を抑えつつ効果を高めるコツ
限られた予算でも、工夫次第で成果の出る展示会動画は作れます。
ポイントは、目的の明確化と動画の使い回しを前提に計画することです。
1つ目は、動画の目的とターゲットを事前に決めておくことです。
「誰に何を伝え、どう行動してほしいか」を整理しておきましょう。
目的が明確だと、打ち合わせや修正の回数が減り、費用も抑えられます。
2つ目は、手元にある素材を積極的に提供することです。
ロゴ、製品画像、パンフレットなどがあれば、制作工数を減らせます。
3つ目は、展示会後の二次利用を見越して制作することです。
Webサイトや営業資料、SNS広告にも転用すれば、1本あたりの価値が高まります。
尺違いのバージョンをまとめて依頼すると、割安になる場合もあります。
4つ目は、修正しやすいアニメーションを選ぶことです。
実写は撮り直しが必要ですが、アニメーションはデータ上で修正できます。
製品のアップデート時にも、部分的な差し替えで低コストに対応できます。
最後に、複数社から相見積もりを取り、内訳まで比較することが大切です。
金額だけでなく、展示会動画の実績や提案力も含めて判断しましょう。
💡筆者のひとこと
ご相談をいただくなかで多いのが、「相場がわからず、見積もりが高いのか安いのか判断できない」というお声です。金額の大小よりも、「その費用で何が実現できるのか」を一緒に確認するようにしています。まずは目安の表を手元に置いて、気軽に比べてみてください。
展示会動画の制作会社の選び方・費用で失敗しないためのポイントと注意点

展示会動画は、制作会社によって品質も費用も大きく変わります。
安さだけで選ぶと、会場で効果が出ない動画になることもあります。
ここでは、費用対効果の高い動画にするための選び方を3つ紹介します。
展示会向け動画の制作実績があるかを確認する
制作会社を選ぶときは、展示会向けの動画を作った実績があるか確認しましょう。
展示会の動画は、Webや説明会の動画とは見られ方がまったく違います。
来場者はブースの前を数秒で通り過ぎるため、一瞬で目を引く工夫が必要です。
会場は騒がしいので、音声なしでも内容が伝わる構成が求められます。
大きな文字のテロップや、動きで意味が伝わる表現が欠かせません。
大型モニターやLEDビジョンで映したときの見え方も考えておく必要があります。
実績を確認するときは、次のポイントを見ておくと安心です。
- 展示会やイベントで使われた動画の事例があるか
- 無音でも内容が伝わる構成になっているか
- 自社と近い業界や商材を扱った経験があるか
- ループ再生を前提にした構成を提案できるか
特にBtoBの製品やサービスは、形がなく伝えにくいものも多いです。
アニメーションが得意な会社なら、仕組みや強みを分かりやすく見せられます。
ポートフォリオを見るだけでなく、その動画の狙いも聞いてみましょう。
意図を言葉で説明できる会社は、企画力が高いと判断できます。
見積もりの内訳と追加費用の条件を確認する
費用で失敗しないためには、見積もりの内訳を細かく確認することが大切です。
「動画制作一式」とだけ書かれた見積もりは、注意が必要です。
何にいくらかかるのかが分からないと、他社と正しく比べられません。
主な費用項目は、企画・構成、シナリオ、デザイン、アニメーション制作です。
ほかにもナレーション、BGM、効果音などの費用がかかることがあります。
それぞれが見積もりに含まれているか、一つずつ確認しましょう。
特に気をつけたいのが、修正回数と追加費用の条件です。
修正が何回まで無料なのかは、会社によって大きく異なります。
上限を超えると、1回ごとに追加料金がかかるケースも少なくありません。
確認しておきたい項目は次のとおりです。
- 無料で対応できる修正の回数と範囲
- 納品後の修正にかかる費用
- 尺の変更や別サイズ版の作成費用
- 素材の撮影や購入が必要になった場合の費用
複数の会社から相見積もりを取ると、費用の相場感がつかめます。
ただし、金額の安さだけで決めるのはおすすめできません。
同じ金額でも、含まれる作業の範囲が違うことがよくあるためです。
総額と内容のバランスを見て、納得できる会社を選びましょう。
展示会後の二次利用まで見据えて依頼する
展示会動画は、会期中の数日間だけ使うのはもったいないです。
展示会が終わったあとも、さまざまな場面で活用できます。
最初から二次利用を想定しておくと、費用対効果が大きく高まります。
たとえば、次のような使い道が考えられます。
- 自社サイトやサービスページへの掲載
- 営業担当が商談で見せる説明用の動画
- YouTubeやSNSでの広告配信
- 採用説明会や社内研修での活用
ただし、使う場所によって最適な尺や画面サイズは変わります。
展示会用は横長のループ動画、SNS用は縦長の短い動画が向いています。
あとから作り直すと、かえって費用が高くついてしまいます。
依頼する段階で、展示会以外の用途も制作会社に伝えておきましょう。
そうすれば、素材を使い回せる効率的な制作プランを提案してもらえます。
まとめて依頼することで、1本あたりの費用を抑えられる場合もあります。
もう一つ注意したいのが、著作権と二次利用の範囲です。
BGMやイラスト素材の中には、使える媒体が限られているものもあります。
契約前に、どこまで自由に使えるのかを必ず確認しておきましょう。
💡筆者のひとこと
「前回は安さで選んで、会場ではほとんど見てもらえなかった」というご相談をいただくことがあります。展示会の動画は、作って終わりではなく“会場で見られて”はじめて価値が生まれます。見積もりの数字だけでなく、担当者が会場の様子を想像して話してくれるかも、ぜひ見てみてください。
展示会で動画を活用するメリット・効果

展示会の動画制作には費用がかかります。
ただし、うまく使えば費用以上の成果につながります。
ここでは、展示会で動画を使う3つのメリットを紹介します。
通行人の足を止め、ブースへの集客数を増やせる
展示会の会場には、数百社のブースが並ぶことも珍しくありません。
来場者は通路を歩きながら、どのブースに立ち寄るかを数秒で決めています。
動かないパネルやポスターだけでは、その数秒で目を引くのは難しいです。
動画には「動き」があるため、人の視線を自然に引き寄せられます。
特にアニメーション動画は、色や動きを自由に設計できるのが強みです。
遠くからでも内容が伝わるよう、文字や図形を大きく動かせます。
おすすめは、15秒〜30秒の短いループ動画を大型モニターで流す方法です。
音声が聞こえにくい会場でも、テロップと映像だけで要点が伝わります。
来場者が立ち止まれば、スタッフが声をかけるきっかけも生まれます。
1日あたりの声かけが10件増えるだけでも、3日間で30件の差になります。
名刺交換やアンケートの回収数が増えれば、商談につながる数も増えます。
人が集まっているブースには、さらに人が集まりやすい傾向もあります。
「ブースに人が集まらない」という悩みには、動画が効果的です。
短い時間で製品・サービスの魅力を正しく伝えられる
展示会では、限られた時間で製品の魅力を伝える必要があります。
来場者1人との立ち話は、長くても数分ほどが一般的です。
複雑な技術やサービスを、口頭だけで説明するのは簡単ではありません。
アニメーション動画なら、目に見えない仕組みも図解で表現できます。
たとえば、ソフトウェアの処理の流れや機械の内部構造などです。
口頭で5分かけていた説明を、90秒ほどの動画にまとめられます。
説明の質がスタッフによって変わらない点も、大きなメリットです。
展示会は3日間など、長時間にわたって続くことが多くあります。
経験の浅いスタッフでも、動画を見せながら同じ質で説明できます。
説明の負担が減れば、スタッフは商談やヒアリングに集中できます。
さらに、動画には来場者の記憶に残りやすいという特徴もあります。
文字だけの資料より、映像と音声を組み合わせた方が理解が深まります。
展示会の後で「あのアニメーションの会社」と思い出してもらえるのも強みです。
展示会後も使い回せるため、費用対効果が高まる
展示会用の動画制作には、数十万円の費用がかかることもあります。
しかし、動画は一度作れば何度でも使える会社の資産です。
展示会1回で終わらせず、さまざまな場面で使うのがポイントです。
たとえば、年3回の展示会で同じ動画を使う場合を考えてみましょう。
制作費が60万円なら、1回あたりの費用は20万円になります。
Webサイト、SNS、営業資料にも使えば、効果はさらに高まります。
使う場所が5つに増えれば、1か所あたりの費用は12万円です。
アニメーション動画は、修正や再編集がしやすいのも特徴です。
実写と違い、撮影をやり直す必要がありません。
製品の仕様が変わっても、その部分だけを差し替えられます。
30秒版や15秒版など、用途に合わせて長さを変えるのも比較的簡単です。
展示会後のお礼メールに、動画のURLを添えるのも効果的です。
ブースで話した内容を、来場者が社内で共有しやすくなります。
決裁者にまで情報が届けば、商談につながる可能性も高まります。
💡筆者のひとこと
ブースの前で、来場者がふと足を止めて画面を見上げる瞬間があります。あの数秒のために、私たちは1コマずつ動きを考えています。動画は無口な営業担当のようなもので、会期中ずっと休まずブースの魅力を伝え続けてくれます。
展示会動画の成功事例・活用例【業種別】

展示会動画は、業種によって効果的な使い方が異なります。
ここでは、カプセルメディアが得意とするアニメーション動画を例に紹介します。
製造業・IT・食品の3業種で、よくある活用パターンと費用感をまとめました。
自社の出展計画に近いものを参考にしてください。
製造業:見えない内部構造をアニメーションで可視化
製造業の展示会では、大型の機械を会場に持ち込めないことがよくあります。
持ち込めた場合でも、内部の動きまでは来場者に見せられません。
こうした場面では、3DCGやモーショングラフィックスで構造を説明する方法が効果的です。
たとえば、産業用ポンプのメーカーが出展するケースを考えてみましょう。
筐体を透過させて、内部の流体の動きを色付きの矢印で表現します。
部品ごとの役割を順番にハイライトすれば、仕組みが直感的に伝わります。
営業担当が口頭で5分かけていた説明を、90秒ほどにまとめられます。
説明の質が担当者によって変わらない点も大きなメリットです。
ブースの前で足を止める来場者が増え、商談にもつながりやすくなります。
構造説明アニメーションの費用目安は、60万〜150万円程度です。
3DCGをどこまで作り込むかや、パーツの数によって金額は変わります。
展示会のあとは、Webサイトや営業資料にもそのまま転用できます。
1本の動画をいろいろな場面で使えるため、費用対効果の高い投資になります。
IT・SaaS:形のないサービスを短時間で理解させる
ITやSaaSの商材は、実物がないためブースで見せるものが限られます。
管理画面のデモを流すだけでは、通りがかった人の関心はなかなか引けません。
来場者がブースの前を通り過ぎるのは、ほんの数秒だといわれます。
その数秒で「自分に関係がある」と感じてもらう工夫が欠かせません。
そこで役立つのが、課題と解決策をストーリーで伝えるアニメーション動画です。
たとえば勤怠管理システムなら、最初に人事担当者の悩みを描きます。
「月末の集計作業に追われる」といった、共感しやすい場面から始めます。
次にサービスを導入したあとの変化を、シンプルな図解で見せます。
キャラクターを使えば親しみやすくなり、遠くからでも目に留まります。
音声が聞こえにくい会場に合わせて、テロップ中心の構成にするのがコツです。
2Dアニメーションの費用目安は、30万〜80万円程度です。
ループ再生用の30秒版と、商談用の2分版をセットで作るケースも多くあります。
セットで依頼すると、別々に作るより費用を抑えやすくなります。
食品・飲料:商品の魅力とこだわりを印象的に伝える
食品や飲料の展示会では、試飲や試食のブースが多く並びます。
商品の味だけで差をつけるのは、簡単ではありません。
バイヤーは限られた時間で、たくさんのブースを回っています。
そのため、商品の背景にあるストーリーを短く伝えることが大切です。
アニメーション動画なら、産地の風景や製造工程をわかりやすく表現できます。
たとえば地方のクラフトビールメーカーが出展するケースを考えてみましょう。
原料の麦が育つ畑から、醸造、瓶詰めまでの流れをイラストで描きます。
実写では撮影が難しい発酵の様子も、アニメーションなら自由に表現できます。
ブランドの世界観に合わせたタッチにすれば、商品の印象がより強く残ります。
商談の場面では、取扱店向けに販促支援の内容を紹介するパートも効果的です。
イラストを活かしたアニメーションの費用目安は、40万〜100万円程度です。
動画で使ったイラストは、パンフレットやPOPにも流用できます。
展示会のツール全体に統一感が出て、ブランドの認知度アップにつながります。
💡筆者のひとこと
業種によって「伝えたいこと」と「伝わりにくいこと」はまったく違います。だからこそ、最初のヒアリングで商材の話をじっくり聞かせていただく時間を大切にしています。「うちの製品は動画にしにくいかも」と思っている方ほど、アニメーションの力を実感していただけるはずです。
展示会動画の制作の流れ・手順

展示会動画は、大きく分けて3つのステップで制作します。
各工程の内容を知っておくと、費用やスケジュールの見通しが立てやすくなります。
ここでは、依頼から納品までの流れを順番に解説します。
| STEP | 主な作業内容 | 依頼側でやること |
|---|---|---|
| STEP1 ヒアリング・企画構成 | 目的・ターゲット・上映環境の整理、企画書と見積もりの提示 | 出展目的、モニター環境、開催日を共有 |
| ⬇ | ||
| STEP2 シナリオ・絵コンテ・デザイン | 構成の設計、画面イメージの視覚化、デザイン制作 | 関係部署で内容・数値をチェック |
| ⬇ | ||
| STEP3 アニメーション制作・修正・納品 | 動きの制作、BGM・テロップ調整、修正対応、データ納品 | 修正指示をまとめて伝え、納品形式を指定 |
STEP1:ヒアリング・企画構成で目的とターゲットを固める
展示会動画の制作は、ヒアリングから始まります。
この段階で決めた内容が、動画の品質と費用の両方を左右します。
まずは出展の目的を明確にしましょう。
「ブースへの集客」「製品理解の促進」「商談化」など、目的によって最適な構成は異なります。
次に、来場者の属性を整理します。
専門知識のある技術者向けか、決裁権を持つ経営層向けかで、伝え方が変わるためです。
あわせて、上映環境も確認しておくことが大切です。
モニターのサイズや縦横比、音声を流せるかどうかは、展示会ならではの重要な条件です。
会場は騒がしいため、音なしでも内容が伝わる設計が求められるケースが多くあります。
ヒアリング後は、制作会社から企画書と見積もりが提示されます。
見積もりでは、尺の長さ、アニメーションの表現手法、修正回数などを確認しましょう。
展示会の開催日から逆算し、スケジュールに余裕を持たせることも重要です。
制作期間は1〜2か月程度が目安で、直前の依頼は特急料金が発生する場合があります。
この段階で要望をしっかり伝えておくと、後工程での大幅な修正を防げます。
結果として、追加費用の発生を抑えることにつながります。
STEP2:シナリオ・絵コンテ・デザインを作成する
企画が固まったら、シナリオと絵コンテの作成に進みます。
シナリオは、動画で伝える内容と順番をまとめた設計図です。
展示会では、来場者が足を止める時間は数秒から数十秒といわれています。
そのため、冒頭の数秒で興味を引く構成にすることが欠かせません。
伝えたい情報を詰め込みすぎず、要点を絞り込むことがポイントです。
シナリオが確定したら、絵コンテを作成します。
絵コンテは、各シーンの画面構成や動き、テロップの内容を視覚化した資料です。
完成イメージを社内で共有しやすくなり、認識のズレを防げます。
続いて、キャラクターや背景、図解などのデザインを制作します。
ブースの装飾やパンフレットと色味やトーンを揃えると、統一感が生まれます。
来場者の記憶にも残りやすくなるため、ブランディング面でも効果的です。
この工程での確認は、費用を抑えるうえでも非常に重要です。
アニメーション制作に入ってから構成を変えると、作り直しの工数が大きくなります。
絵コンテとデザインの段階で、関係部署の確認を済ませておきましょう。
特に、製品仕様や数値などの情報は、担当部署に必ずチェックしてもらうと安心です。
STEP3:アニメーション制作・修正を経て納品する
デザインが確定したら、いよいよアニメーション制作に入ります。
絵コンテをもとに、イラストや図解に動きをつけていきます。
あわせて、BGMや効果音、必要に応じてナレーションも制作します。
展示会では無音で上映されることも多いため、テロップの見やすさも調整します。
遠くからでも読める文字サイズや、背景とのコントラストに配慮することが大切です。
初稿が完成したら、内容を確認して修正を依頼します。
修正の回数や範囲は、見積もり時の契約内容によって異なります。
規定回数を超える修正は、追加費用が発生する場合があるため注意しましょう。
修正指示は、関係者の意見をまとめてから一度に伝えると効率的です。
最終確認が終わったら、指定の形式でデータを納品してもらいます。
会場のモニターや再生機器に合わせて、解像度やファイル形式を事前に伝えましょう。
ループ再生用や縦型サイネージ用など、複数の仕様が必要な場合もあります。
展示会後にWebサイトやSNS、営業資料でも使う予定があれば、早めに相談しましょう。
用途ごとの書き出しをまとめて依頼すると、費用対効果を高められます。
カプセルメディアでは、ヒアリングから納品までを一貫してサポートしています。
展示会の日程が決まったら、まずはお気軽にご相談ください。
💡筆者のひとこと
制作の流れの中で、いちばん費用と品質に効くのは実は最初のヒアリングです。「まだ何も決まっていないのですが…」という段階でのご相談も大歓迎です。展示会の日程が見えた時点で声をかけていただけると、スケジュールにも予算にも余裕を持ってご提案できます。
展示会動画は外注と内製どちらを選ぶべき?費用と品質を比較

展示会動画の制作方法は、大きく分けて「外注」と「内製」の2つです。
どちらにもメリットとデメリットがあり、自社の状況によって向き不向きが変わります。
ここでは、費用や品質、工数の違いをわかりやすく比較します。
外注と内製の費用・品質を比較表でチェック
まずは、外注と内製の主な違いを表で確認しましょう。
| 比較項目 | 外注 | 内製 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 基本的に不要 | 機材・ソフトで数十万円かかる場合あり |
| 制作費の目安(1〜3分) | 30万〜150万円程度 | 外部への支払いなし(人件費は発生) |
| 制作期間 | 1〜2か月程度 | 担当者のスキルや兼務状況による |
| クオリティ | プロの水準で安定しやすい | 担当者によってばらつきやすい |
| アニメーション表現 | 得意分野として対応可能 | 習得に長い時間がかかる |
| 修正対応 | 契約で回数が決まっている場合あり | 社内で柔軟に対応できる |
| 社内の工数 | 打ち合わせと確認が中心 | 企画から編集まですべて担当 |
※費用は一般的な目安です。内容や尺によって変動します。
外注と内製の大きな違いは、費用の見え方にあります。
外注は見積もりで総額がわかるため、予算を管理しやすいです。
一方、内製は外部への支払いがない分、安く見えがちです。
しかし実際には、担当者の人件費や機材費が発生しています。
たとえば、担当者が1か月かけて制作した場合を考えてみましょう。
月給30万円の社員なら、それだけで30万円相当のコストです。
さらに、編集ソフトの利用料やPCの購入費も加わります。
品質の面では、外注のほうがプロの水準で安定しやすいです。
展示会では、数秒で来場者の足を止める映像が求められます。
特にアニメーション動画は、専門的な技術が必要な分野です。
内製で同じ品質を目指すと、技術の習得に長い時間がかかります。
「安いと思って内製したら、結果的に高くついた」という例も少なくありません。
費用だけでなく、工数や品質も含めて総合的に判断しましょう。
内製が向いているケースと見落としがちな隠れコスト
内製が向いているのは、社内に動画制作の経験者がいる企業です。
編集スキルを持つ人材がいれば、外注費を大きく抑えられます。
また、短い期間で何度も動画を更新したい場合にも有効です。
新製品の情報を展示会の直前に差し替えるケースが代表的です。
社内で完結するため、急な修正にもすぐ対応できます。
一方で、内製には見落としがちな隠れコストがあります。
- 機材費:PC・カメラ・マイクなどで数十万円かかることがあります
- ソフト費:編集ソフトやアニメーションソフトの月額料金がかかります
- 人件費:担当者の本来の業務が止まり、機会損失が生まれます
- 学習コスト:ソフトの操作やデザインの習得に時間がかかります
特に人件費と学習コストは、金額として表に出にくい費用です。
担当者が本業と兼務していると、制作が長引くこともよくあります。
その結果、展示会の開催日に間に合わないリスクも生じます。
また、完成度が低いと、ブースの印象を下げるおそれもあります。
内製を選ぶ場合は、スケジュールに十分な余裕を持たせましょう。
簡単な実写の編集は内製し、アニメーションは外注する方法もあります。
このように役割を分ければ、費用と品質のバランスを取りやすくなります。
自社のリソースを正しく把握したうえで判断することが大切です。
外注が向いているケースと費用を抑えるコツ
外注が向いているのは、展示会で確実に成果を出したい企業です。
プロに依頼すれば、ブースの集客力を高める映像が期待できます。
無形サービスや複雑な仕組みの説明には、特にアニメーションが効果的です。
目に見えない価値も、図解やキャラクターでわかりやすく伝えられます。
社内に動画制作のノウハウがない場合も、外注のほうが安心です。
企画から納品まで任せられるため、担当者の負担も軽くなります。
外注費用を抑えるには、次のようなコツがあります。
- 目的とターゲットを事前に整理する:打ち合わせの回数を減らせます
- 尺を用途に合わせて絞る:ループ再生なら30秒〜1分程度が目安です
- 素材を早めに用意する:ロゴや製品写真、資料をまとめて渡しましょう
- 二次活用を前提に依頼する:WebサイトやSNSでも使える構成にします
特に二次活用を前提にすると、1本あたりの費用対効果が上がります。
展示会だけで終わらせず、営業資料や採用活動にも使えるからです。
複数の制作会社から見積もりを取り、内容を比べることも大切です。
金額だけでなく、実績や提案力も含めて依頼先を選びましょう。
カプセルメディアでは、展示会向けのアニメーション動画を制作しています。
シナリオ作成から任せたい場合は、プレミアムプランでご依頼いただけます。
ご予算や用途に合わせたご提案も可能ですので、お気軽にご相談ください。
💡筆者のひとこと
内製か外注かに正解はなく、社内のリソースと展示会の重要度で決めるのがいちばんです。「全部お任せ」でも「ここだけ手伝ってほしい」でも、気軽にご相談いただければうれしいです。担当者さまの負担を少しでも軽くすることも、私たちの大事な役目だと考えています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 展示会動画の制作費用の相場はどれくらいですか?
表現方法や尺によって大きく変わり、一般的には10万円程度から数百万円まで幅があります。実写は撮影費や人件費が加わるため高くなりがちで、アニメーションは撮影が不要な分、費用を抑えやすい傾向です。目的と予算を整理したうえで、複数社の見積もりを内訳まで比べるのがおすすめです。
Q2. 展示会動画の制作費用を抑えるコツはありますか?
動画の目的・ターゲット・伝えたいメッセージを事前に整理しておくと、修正回数が減り追加費用を防げます。ロゴや製品画像などの素材提供や、30秒〜1分程度に尺を絞ることも有効です。完成した動画をWebサイトやSNSにも流用すれば、1本あたりの費用対効果が高まります。
Q3. 展示会動画の制作期間はどれくらいかかりますか?
一般的には1〜2か月程度が目安です。展示会の日程から逆算し、早めに依頼することをおすすめします。カプセルメディアでは、内容によっては最短2営業日での納品にも対応しています(尺や内容、修正回数によって納期は変わります)。直前で時間がない場合も、まずはご相談ください。
Q4. 展示会動画は実写とアニメーションのどちらがよいですか?
製品の質感や実際の動きを見せたい場合は実写、形のないサービスや複雑な仕組みを説明したい場合はアニメーションが向いています。アニメーションは図解やキャラクターで要点を直感的に伝えられ、修正や差し替えもしやすいのが利点です。迷った場合は、両方を組み合わせる方法もあります。
Q5. 制作会社に依頼する前に何を準備すればよいですか?
動画の目的と使用シーン(ブースのモニターで流すのか、商談で使うのか)を整理しておきましょう。ターゲット、伝えたい要点、希望の尺、予算と納期の目安があると、最適なプランを提案してもらいやすくなります。準備が十分でなくても、無料相談で一緒に整理できます。
Q6. カプセルメディアの「1万円プラン」はどのような内容ですか?
ベーシックプラン(10,000円・税抜)は、1法人1回限りのお試しプランです。30秒以内の動画を機械音声で制作し、原稿はお客様にご用意いただきます。2本目以降や本格的な動画には、スタンダード(55,000円・税抜)とプレミアム(105,000円・税抜)をご用意しています。
Q7. 完成後に修正をお願いすることはできますか?
可能です。修正の回数や範囲は制作会社や契約内容によって異なるため、見積もりの段階で確認しておきましょう。カプセルメディアでは、制作ミスによる修正は契約期間内であれば無料・無制限で対応しています。
カプセルメディアのご紹介
カプセルメディアでは、単なる動画制作に留まらず、「伝えるべき価値」を深掘りする企画設計から、成果を見据えた運用サポートまで、一貫してご提供しています。
- サービスの強みが伝わりにくい
- 問い合わせや資料請求を増やしたい
- 自社の営業活動を効率化したい
そんな課題をお持ちの企業さまに、最適な動画活用をご提案します。
限られた予算でも成果が出るクリエイティブをご支援し、「選ばれる理由」が伝わる動画を一緒につくっていきます。
サービス紹介動画に少しでもご興味があれば、まずはお気軽にお問い合わせください。
カプセルメディアの料金の目安
アニメーション動画はお試し10,000円(30秒以内)、スタンダード55,000円(3分以内)、プレミアム105,000円(5分以内)の3プランです(税抜)。企画・構成案のご提案は無料で、最短2営業日で納品できます。
まとめ:次の展示会の成果は、今日の「相談」から変わります
本記事では、展示会動画の制作費用の相場や内訳、費用を抑えるコツ、制作会社の選び方を解説しました。
ポイントを振り返ると、次の3つです。
- 費用は表現方法・尺・依頼範囲で大きく変わる。相場を知り、内訳まで比べることが大切
- 展示会では数秒で足を止め、音がなくても伝わる動画がブース集客の武器になる
- アニメーションは撮影不要で修正もしやすく、展示会後もWeb・営業・SNSで使い回せる資産になる
ただ、記事を読んで相場がわかっても、「自社の場合はいくらで、何を作ればいいのか」は、実際に話してみないとわかりません。そして展示会の準備は、気づけばあっという間に時間がなくなります。迷っている時間がいちばんのコストです。
まずは1万円(税抜)から、品質を確かめてください
カプセルメディアは、これまでに300社以上の動画制作をお手伝いしてきました。「いきなり数十万円の発注は不安」という方のために、1万円(税抜)のベーシックプランをご用意しています。1法人1回限りのお試しプランで、30秒以内の動画を機械音声で制作し、原稿はお客様にご用意いただきます。
| プラン | 料金(税抜) | 尺 | 音声 | シナリオ |
|---|---|---|---|---|
| ベーシック(1法人1回限り) | 10,000円 | 30秒以内 | 機械音声 | お客様がご用意 |
| スタンダード | 55,000円 | 3分以内 | プロ声優 | お客様がご用意 |
| プレミアム | 105,000円 | 5分以内 | プロ声優 | 当社で作成 |
制作ミスによる修正は、契約期間内であれば無料・無制限で対応します。内容によっては最短2営業日での納品にも対応しています(尺や内容、修正回数によって納期は変わります)。「展示会まであまり時間がない」という場合こそ、すぐにご連絡ください。
相談・お見積もりは無料。話すだけでも、次の一手が見えてきます
- 「どのプランが合っているかわからない」
- 「予算内でどこまでできるか知りたい」
- 「まだ企画が何も決まっていない」
どの段階でも大丈夫です。目的とご予算をうかがい、展示会で成果を出すための構成とプランを具体的にご提案します。相談したからといって、必ずご依頼いただく必要はありません。
ブースの前を通り過ぎていた来場者が、足を止めて画面を見上げる。その光景を、次の展示会で一緒につくりましょう。まずはお気軽に、無料相談からお問い合わせください。
(受付時間:09:00〜18:00、土日祝除く)









