コラム

【営業資料×動画】見せるだけで単価アップ!24時間働く「最強の分身」を作る全手法

目次

【営業資料×動画】読まれない資料は卒業!見せるだけで成約率が劇的に上がる「動画化」完全ガイド

「一生懸命作ったパワーポイントの資料、本当にお客さんに読まれてるのかな…?」
「毎回同じ説明を繰り返して、喉も枯れるし時間も足りない…」

もしあなたが営業活動でこんなモヤモヤを抱えているなら、朗報です。
その悩み、「営業資料の動画化」ですべて解決できるかもしれません。

今は「タイパ(タイムパフォーマンス)」の時代。分厚いPDF資料をじっくり読み込んでくれる親切なお客様は、残念ながら絶滅危惧種です。
でも、動画なら?
再生ボタンを押すだけで、あなたの代わりにトップセールスの熱量で、商品の魅力を完璧にプレゼンしてくれるんです。
それはまるで、「24時間文句も言わず働き続ける、優秀なクローン営業マン」を手に入れるようなもの。

この記事では、単なる動画の作り方だけでなく、「見せるだけで単価が勝手に上がってしまう魔法のような動画の仕組み」から、具体的な活用法までを、どこよりもわかりやすく解説します。
読み終わる頃には、あなたも「今すぐ動画作りたい!」とウズウズしているはずですよ。

まずはサクッと1分でチェック!プロが教える「単価を上げる動画」の秘密。

営業資料 動画で変わる未来:成約率アップの鍵は「感情」にあり

動画を見ていただけましたか?
そう、営業資料を動画にする最大のメリットは、情報の伝達効率だけではありません。
「お客様の感情を動かせる」ことにあるんです。
文字だけの資料では伝わらない「空気感」や「信頼感」をハックする。これが今回の裏テーマです。

1:なぜ今、「営業資料」に「動画」が必須なのか?脱・紙芝居プレゼン

これまでの営業といえば、パワーポイントで作った「紙芝居」のような資料を見せながら、口頭で補足説明をするのが当たり前でした。
でも、これには大きな欠点があります。

テキスト情報の限界と「1分動画=WEBページ3,600枚分」の衝撃

「メラビアンの法則」って聞いたことありますか?
人が情報を受け取るとき、言語情報(話の内容)の影響力はたったの7%。残りの93%は、聴覚(話し方)や視覚(見た目)から判断しているという心理学の法則です。

つまり、文字だけの営業資料を送っても、相手にはその魅力の7%しか伝わっていない可能性があるということ。
恐ろしいですよね。
一方で、動画は「映像」「音声」「文字」を同時に届けられます。アメリカの調査会社によると、「1分間の動画が伝える情報量は、WEBページ3,600枚分に匹敵する」とも言われています。
この圧倒的な情報量の差が、営業資料を動画にするべき最初の理由です。

「属人化」からの脱却:新人でもトップセールスのプレゼンが可能に

営業組織の悩みの種ナンバーワン、それは「人によって営業トークのレベルがバラバラ」問題です。
トップ営業のAさんは契約バンバン取るのに、新人のBさんは商品の説明すらたどたどしい…。

ここで「動画」の出番です。
商品紹介やデモンストレーションといった「誰が喋っても内容は同じ」部分は、最高品質で作った動画に任せてしまえばいいんです。
そうすれば、新人のBさんでも、iPadで動画を再生するだけで、トップ営業Aさんと同じクオリティのプレゼンができます。
営業資料を動画にすることは、組織全体のレベルを底上げする最強の武器になるわけです。

決裁者への「一人歩き」対策:資料だけで勝手に営業してくれる

「担当の方はすごく乗り気だったのに、上司に説明したら断られちゃった…」
こんな悔しい経験、ありますよね。
これは、担当者が上司にあなたの商品の魅力をうまく説明できなかった(再現できなかった)ことが原因です。

紙の資料だけ渡されても、熱量は伝わりません。
でも、もしそこに「3分でわかるサービス紹介動画」のURLがあったら?
担当者は上司に「部長、とりあえずこの動画見てください!すごいですから!」と言うだけでOK。
動画なら、あなたが目の前にいなくても、決裁者の前で完璧なプレゼンを再現してくれます。
営業資料の動画化は、見えないところでの失注を防ぐ防波堤にもなるんです。

2:【動画解説深掘り】単価を上げる「営業資料 動画」のブランド化3つの極意

さて、ここからが本題です。
冒頭のショート動画で紹介されていた「営業動画をブランド化して単価を上げる方法」
これ、めちゃくちゃ本質的なことを言っているんですが、動画が短すぎて「どういうこと?」となった方もいるかもしれません。
ここでは、その3つのポイントを、もっと具体的に、心理学的な裏付けも交えて深掘り解説します。

極意1:値段を「説明」せず「空気」で納得させる(アンカリング効果の排除)

動画では「高単価ほど価格を言わない」と言っていましたね。
これ、すごく勇気がいることですが、真理です。
なぜなら、人は理屈(スペックや機能)で納得する前に、感情(空気感)で価値を判断するからです。

例えば、高級フレンチレストランのメニューに「原価率は〇〇%で、ガス代がこれくらいで…」なんて書いてあったらどうでしょう?
一気に興ざめして、「高いな」と感じてしまいますよね。
それよりも、シェフが真剣な眼差しで調理する姿や、洗練された店内の映像を見せる方が、「この体験には数万円の価値がある」と直感的に感じます。

営業資料動画でも同じです。
工場の広さ、職人の熟練の手つき、研究者の真剣な表情。
こういった「背景にあるストーリー」を非言語情報(映像と音)で伝えることで、「これだけ手間暇かかってるなら、高くて当然だよね」という空気を作ります。
言葉で「高品質です!」と叫ぶより、映像で語る。
これが「高くて当然という空気の積み上げ」です。

極意2:「誰が選んでいるか」を最初に見せる(社会的証明の原理)

「メリットより象徴的な顧客」。
これは心理学でいう「社会的証明(バンドワゴン効果)」を巧みに利用したテクニックです。
人は「みんなが選んでいるもの」や「権威ある人が選んでいるもの」を、無条件で良いものだと信じ込む性質があります。

動画の冒頭10秒で、誰もが知る有名企業のロゴや、業界のリーダーが登場したらどうなるでしょう?
視聴者(見込み客)は、無意識にこう思います。
「あの大手企業の〇〇社が導入してるの? だったら、品質に間違いはないはずだ」
「うちも同じ業界だし、ここを選んでおけば上司への説明も楽だ」

これは「指名買い」を生む最強のトリガーです。
機能の細かな説明をする前に、「勝馬に乗る」という安心感を与える。
実績を単なるリストではなく、「人格(信頼できるパートナー)」として動画に登場させることで、説得力は何倍にも跳ね上がります。

極意3:導入後の「未来」を固定化する(保有効果の先取り)

「売る前の説明より、導入後の日常」。
これも非常に重要です。
人は、一度手に入れたもの(あるいは手に入れたと想像したもの)を失うことを極端に嫌う「保有効果」という心理を持っています。

動画で描くべきは、機能説明書ではありません。
その商品を使ったことで、「クレーム処理に追われていた毎日がどう変わったか」
「社員がどれだけ誇らしく働いているか」という、ハッピーエンドの映画のようなストーリーです。

動画を見て、視聴者の脳内で「導入して成功している自分」が具体的にイメージできた瞬間、脳はそれを「すでに手に入れた未来」として認識し始めます。
すると、契約しないことは「その素敵な未来を失うこと」になってしまう。
ここまでくれば、あとは背中を少し押すだけ。
「脳がもう買ってる自分として動画を見る」状態を作るのが、動画によるクロージングの最終奥義なのです。

3:営業資料動画の種類と「勝ちパターン」構成

「理屈はわかったけど、具体的にどんな動画を作ればいいの?」
そう思ったあなたのために、営業資料として使いやすい動画のパターンを整理しました。
目的によって使い分けるのがポイントです。

動画の種類目的最適な長さ活用シーン
1. サービス紹介動画興味付け・概要理解1分〜2分Webサイト、初回訪問、展示会
2. デモンストレーション動画具体イメージ・擬似体験3分〜5分商談中、検討段階
3. 事例・インタビュー動画信頼獲得・意思決定後押し2分〜3分商談後半、決裁者共有
4. 会社紹介・ビジョン動画ブランディング・ファン化3分程度初回挨拶、採用
営業資料動画の4つの基本パターン

① サービス紹介動画:エレベーターピッチを映像化する

最も汎用性が高いのがこれ。
「課題提起(こんな悩みありませんか?)」→「解決策(このツールなら解決!)」→「ベネフィット(こんな未来が待ってます)」という王道の構成で作ります。
ポイントは「詰め込みすぎない」こと。
詳細は商談で話せばいいので、まずは「へぇ、面白そう!」と思ってもらうことに全振りしましょう。

② デモンストレーション動画:百聞は一見にしかず

SaaSやITツール、無形商材なら必須です。
画面の操作性や動きは、口頭や静止画では絶対に伝わりません。
「ここをクリックすると、一瞬でレポートが出るんです」
この「一瞬」のスピード感を映像で見せるだけで、顧客のテンションは上がります。
実際の営業トークに沿った構成にしておけば、動画を流しながら横で補足するだけで最強のデモが可能になります。

③ 事例・インタビュー動画:第三者の声で刺す

先ほどの「社会的証明」を使うならこれ。
営業マンが自分で「うちの商品は良いですよ」と言うより、実際に使っているユーザーが「これのおかげで助かりました」と言う方が、100倍信じてもらえます。
特に、ターゲット顧客と似た業種・規模感の事例動画を用意しておくと、「自分ごと」として捉えてもらいやすくなります。

4:失敗しない「営業資料 動画」の作り方 5ステップ

いざ作ろう!となった時に、いきなりカメラを回したり、編集ソフトを開いたりしてはいけません。
営業資料動画で失敗する最大の原因は「準備不足」です。
プロも実践している制作フローを公開します。

STEP1:ターゲットと目的の明確化(誰に何をさせたい?)

「誰に見せる動画ですか?」
「その動画を見た後、相手にどうしてほしいですか?」
この2つが決まっていない動画は、誰の心にも響きません。
「経営層に見せて、予算承認を取りたい」のか、「現場担当者に見せて、使いやすさを実感してほしい」のか。
それによって、訴求するポイント(コスト削減効果なのか、操作の簡単さなのか)は全く変わってきます。

STEP2:構成(台本)の作成

動画の命は「構成」です。
映像がどれだけ綺麗でも、話の順序がめちゃくちゃなら意味がありません。
おすすめは、普段の営業で「一番反応が良いトーク」をそのまま台本に落とし込むこと。
優秀な営業マンのトークスクリプトは、すでに磨き上げられた最高の構成案なんです。

STEP3:素材の準備(撮影・録音・スライド)

実写で撮るのか、アニメーションにするのか。
最近はパワーポイントのアニメーション機能を活用して、スライドを動かしながらナレーションを入れるだけの簡易的な動画も増えています。
これならコストをかけずに内製でもそこそこのクオリティが出せます。
ただし、音声(ナレーション)の品質だけはこだわってください。音が悪い動画は、見る人に強烈なストレスを与え、離脱の原因になります。

STEP4:編集とテロップ入れ

編集のポイントは「テンポ」です。
「えー」「あー」といった不要な間をカットする(ジャンプカット)だけで、見やすさは劇的に向上します。
そして重要なのが「フルテロップ」
営業資料動画は、音声なし(ミュート)で再生される環境(オフィスなど)で見られることもあります。
文字だけでも内容が伝わるように、字幕は必ず入れましょう。

STEP5:CTA(次のアクション)の設置

動画の最後で「ご視聴ありがとうございました」で終わっていませんか?
それは非常にもったいない!
「詳細な資料はこちらからダウンロード」「無料デモのお申し込みは概要欄へ」「まずはお問い合わせください」など、必ず視聴者に次の行動を促しましょう。
鉄は熱いうちに打て。動画を見終わった直後が、最も温度感が高い瞬間です。

5:自作する?プロに頼む? コストとクオリティの分かれ道

最後に悩むのが、「自分で作るか、外注するか」問題。
これも正解はありませんが、判断基準はあります。

「内製(自作)」が向いているケース

・予算が全くない(0円〜数万円)
・社内向けマニュアルなど、クオリティよりスピード重視
・頻繁に内容を更新する必要がある(情報の鮮度が命)
・PowerPointやCanvaの操作が得意な社員がいる

「外注(プロ)」に頼むべきケース

サービス紹介やブランディングなど、企業の「顔」になる動画
・今回紹介したような「心理設計」を組み込んだ、成果直結型の動画が欲しい
・アニメーションやドローン撮影など、特殊な技術が必要
・客観的な視点で「売れる構成」を提案してほしい

特に、「単価を上げたい」「ブランド力を高めたい」という目的であれば、中途半端な自作動画は逆効果になることもあります。
素人が撮った手ブレした映像や、読みにくいフォントの動画を見せられたら、お客様は「この会社、大丈夫かな…?」と不安になりますよね。
「動画のクオリティ=会社のクオリティ」と判断されるリスクがあることは覚えておきましょう。

まとめ:営業資料動画は「最強の投資」である

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
営業資料を動画にするメリット、感じていただけたでしょうか?

動画は一度作ってしまえば、文句も言わずに24時間365日、あなたの代わりに完璧なプレゼンを続けてくれる「資産」になります。
商談の成約率を上げ、教育コストを下げ、ブランド価値を高める。
これほどリターンの大きい投資は、他になかなかありません。

あなたの商品の「本当の価値」を動画で伝えよう

素晴らしい商品やサービスを持っているのに、伝え方がうまくいかずに損をしている。
そんな状況を、動画の力で変えていきましょう。
「伝える」から「伝わる」へ。
営業資料動画は、あなたのビジネスを加速させる最強のエンジンになるはずです。

「売れる動画」を作りたいなら、プロの力を借りてみませんか?

「理屈はわかったけど、やっぱり自分で作るのは難しそう…」
「どうせ作るなら、確実に成果が出る動画にしたい!」

そう思ったあなたへ、最後に特別なご提案です。
今回紹介したような「心理設計」に基づいた動画制作のプロフェッショナル集団をご紹介します。

カプセルメディアのご紹介

カプセルメディアでは、単なる動画制作に留まらず、「伝えるべき価値」を深掘りする企画設計から、成果を見据えた運用サポートまで、一貫してご提供しています。

こんなお悩み、ありませんか?

  • サービスの強みが複雑で、口頭や紙資料では伝わりにくい…
  • Webからの問い合わせや資料請求をもっと増やしたい!
  • 営業マンごとのスキルのバラつきをなくし、組織全体の効率化を図りたい。

そんな課題をお持ちの企業さまに、最適な動画活用をご提案します。
限られた予算でも成果が出るクリエイティブをご支援し、顧客心理を突いた「選ばれる理由」が伝わる動画を一緒につくっていきます。

「ただ作るだけ」ではない、「売れる」ための戦略的動画制作。
サービス紹介動画や営業資料の動画化に少しでもご興味があれば、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
内藤昌和(カプセルメディア代表)
内藤昌和(カプセルメディア代表)
カプセルメディア代表。年間100本以上のアニメーション動画制作・コンテンツ制作を行なっているアニメーション動画制作の専門家。主に企業向けのアニメーション動画広告やSNS動画も得意としており、上場企業から中小・スタートアップ企業まで、幅広い業界の動画提供している。