コラム

【2026年版】企業のInstagramリール活用完全ガイド!自社制作と外注の費用対効果を徹底比較

「インスタのリール、会社でやることになったけど、何から始めればいいの?」
「動画なんて作ったことないし、難しそう…」

そんなふうに悩んでいませんか?

実は、Instagram(インスタグラム)のリールは、スマホ1台あれば誰でも簡単に作れるんです。そして、会社やお店を知ってもらうための「最強の道具」でもあります。

この記事は、リールの基本から、たくさんの人に見てもらうためのコツ、さらには「自分で作るか、プロに頼むか」の判断基準まで、これ1本読めばすべてわかる「教科書」として書きました。

難しい言葉は使いません。一緒にリールの世界をマスターしていきましょう!

インスタリール作り方

この記事でわかること(要約)

  • Instagramリールの基本的な機能とストーリーズとの違い
  • スマホだけでOK!簡単な動画の作り方と投稿手順
  • 再生数が伸びる!AIに好かれるアルゴリズム攻略(3秒・保存・シェア)
  • 自社制作と外注の費用対効果比較と賢い選び方
目次

第1章:Instagram(インスタグラム)のリールとは?最大秒数やストーリーズとの違い

結論から申し上げますと、企業がInstagramリールに取り組むべき最大の理由は、「まだ貴社を知らない潜在層(新規顧客)に、最も効率よくアプローチできるから」です。

なぜなら、リールは「フォロワー以外のユーザーにも積極的に表示されるアルゴリズム」が採用されているからです。
既存のフォロワーとの親密度を深める「ストーリーズ」とは異なり、リールはユーザーの興味関心に基づいて「発見タブ」や「リール専用タブ」に自動的に配信されます。つまり、フォロワーが少ない状態からでも、何万回もの再生数を獲得し、認知を広げることが可能なのです。

「ストーリーズ」とはビジネス上の役割が違う!

よく似ている「ストーリーズ」との決定的な違いは、「誰に見てもらえるか(ターゲット)」です。
それぞれの特性を理解し、目的に応じて使い分けることが重要です。

機能リール (Reels)ストーリーズ (Stories)
ビジネス上の役割「認知拡大・新規獲得」(攻め)「ファン化・顧客維持」(守り)
表示される相手フォロワー以外がメイン既存フォロワーのみ
動画の長さ最大3分(投稿は20分まで可)最大60秒(24時間で消える)
イメージテレビCM、折込チラシメルマガ、会員限定通信
表1:リールとストーリーズの役割の違い

例えば、「商品の詳細なメリット解説」や「社員インタビュー」など、多くの人に知ってもらいたい情報は拡散性の高い「リール」で発信します。
一方で、「日々の社内の様子」や「期間限定のクーポン」など、既存ファンに向けた情報は「ストーリーズ」で発信する、といった使い分けが定石です。

以上のことから、貴社の課題が「認知拡大」「新規採用」「フォロワー増加」にあるならば、ストーリーズよりもまずはリールの活用にリソースを割くことが、ビジネス成果への最短ルートと言えます。

【参考動画】リールとストーリーズ、どう使い分ける?動画でサクッと予習しましょう。

🖊️ 筆者のひとこと
「ストーリーズ」は既存客へのメルマガ、「リール」は新規客へのチラシやCM、とイメージしてください。ビジネスのフェーズとして「まずは認知を取りたい」のであれば、リールへの投資が最優先事項となります。

第2章:Instagram(インスタグラム)リールの見方・検索方法!足跡はバレる?

結論から申し上げますと、リール運用で成果を出すための最短ルートは、動画を作り始める前に「徹底的な競合リサーチ(市場調査)を行うこと」です。

なぜなら、すでに再生数が伸びている他社の動画には、InstagramのAIに評価された「正解(勝ちパターン)」が詰まっているからです。
ゼロから自己流で企画を考えるよりも、成功事例を分析し、その構成要素を自社流にアレンジする(TTP=徹底的にパクる※ビジネス用語でベンチマークすること)方が、失敗のリスクを大幅に減らし、確実な成果につながります。

具体的なリサーチ手順と分析ポイント

漫然と見るのではなく、以下の手順で「なぜこの動画は伸びたのか?」を分析しましょう。

  1. 同業他社を探す:虫眼鏡マーク(発見タブ)で関連キーワード(例:「採用動画」「コスメ紹介」)を検索します。
  2. 伸びている動画を特定する:直近の投稿の中で、平均よりも明らかに再生回数が多い動画をピックアップします。
  3. 要素を分解する:以下のチェックリストを使って、動画の構成を丸裸にします。
分析項目ここを見る!
冒頭(0〜3秒)どんな言葉・映像で指を止めさせたか?(フック)
構成(台本)「共感」から入ったか?「結論」から入ったか?
編集(テンポ)カットの切り替えは速いか?テロップの位置は?
音源(BGM)流行りの曲か?解説の声(ナレーション)入りか?
誘導(CTA)最後に「保存」や「フォロー」を促しているか?
表2:成功動画の分析チェックリスト

企業としての「足跡」リスク管理

調査の際、「競合他社に見ていることがバレたくない」と心配される担当者様も多いですが、ご安心ください。リール動画を視聴しただけでは、相手に足跡(閲覧履歴)はつきません。

ただし、誤って画面をダブルタップして「いいね」をしてしまったり、ストーリーズ経由で閲覧したりすると通知が飛び、社名が知られてしまう可能性があります。

そのため、リスク管理の観点から、リサーチ業務を行う際は「調査専用のサブアカウント」を作成して運用することを強く推奨します。これにより、誤操作による身バレを防ぎつつ、フラットな視点で市場分析に集中できます。

🖊️ 筆者のひとこと
良い動画を見つけたら、画面の「リボンマーク」を押して保存しておきましょう! 自分だけの「ネタ帳(コレクション)」を作っておくと、あとで動画を作るときや、外注先にイメージを伝えるときに最強の資産になりますよ。

第3章:Instagramリールの作り方・投稿手順【初心者も簡単3ステップ】

結論から申し上げますと、企業のリール運用であっても、特別な機材は不要で「スマホ1台」で制作を完結させることを強く推奨します。

なぜなら、リールというプラットフォームにおいては、高画質なCMのような動画よりも、「一般ユーザーの投稿に馴染む、親近感のある動画(UGC風クリエイティブ)」の方が、広告臭が消えて視聴維持率が高くなる傾向にあるからです。

ここでは、ビジネスアカウント運用で特に注意すべき点(著作権や見やすさ)を押さえた、実践的な3つのステップを解説します。まずは、推奨スペックを確認しましょう。

項目おすすめの設定
画面の比率9:16(縦長フルスクリーン)
解像度1080px × 1920px(高画質)
動画の長さ15秒 〜 3分
※投稿自体は20分まで可能ですが、短い方が伸びやすいです
ファイル形式MP4またはMOV
表3:リール動画の推奨スペック
【参考】基本的な操作フローのイメージ動画

ステップ1:素材の準備(「縦型」と「リアル感」が鍵)

まずは素材を用意します。ここで重要なのは「最初から縦長(9:16)で撮影すること」です。横長の動画を無理やり引き伸ばすと画質が荒くなり、企業の信頼性を損なう原因になります。

素材の内容は、作り込んだイメージ映像よりも、「社員が働いている様子」「商品の実際の使用シーン」「スマホで撮影したオフィスの裏側」など、企業の透明性やリアルな空気感が伝わるものを選びましょう。

ステップ2:音源の選定(商用利用リスクの回避)

次にBGMを選びますが、企業アカウント運用で最も注意すべきなのが「著作権」です。

Instagramの音楽機能にある楽曲でも、ビジネスアカウントでは著作権制限により使用できないケースが多々あります。知らずに使い続けると、動画が削除されたりアカウントが制限されたりするリスクがあります。
「商用利用可能」と明記されたフリー音源を使用するか、オリジナル音源を作成するのが、企業として最も安全な運用策です。

ステップ3:編集(「無音視聴」への配慮)

最後にカット編集とテロップ入れを行います。ここで意識すべきは「ユーザーの約8割は音を出さずに見ている」という事実です。

音声がなくても内容が伝わるよう、要点をまとめたテロップ(字幕)を必ず入れましょう。
また、画面の下部や右側は「いいねボタン」や「説明文」で隠れてしまうため、文字は「画面の中央配置(セーフゾーン)」を意識するのがプロの鉄則です。

【編集テクニック】文字の出し入れやタイミング調整は、この動画がとてもわかりやすいです。

🖊️ 筆者のひとこと
最初は1本制作するのに数時間かかるかもしれませんが、慣れれば「撮影10分+編集20分」程度で作成できるようになります。まずは100点満点を目指さず、「週1本投稿する」という継続性を重視してください。

第4章:Instagramリールが伸びない原因は?バズるためのアルゴリズム攻略

「せっかく作ったのに、全然再生されない…」
それは、InstagramのAI(人工知能)に「良い動画だ」と認められていないからかもしれません。

【企画のヒント】伸びる動画には共通点があります。企画の考え方を学びましょう。

AIは、以下の3つのポイントを見て点数をつけています。

AIが見ている指標なぜ重要?対策
1. 視聴維持率(3秒)すぐ飽きられていないか?最初の3秒で結論やインパクトを見せる
2. 保存数役に立つ情報か?「あとで見返したい」まとめ情報にする
3. シェア数誰かに教えたいか?共感できることや、驚きを入れる
表4:AIに評価されるための3つの重要指標

1. 最初の3秒で「自分に関係ある!」と思わせる

見ている人は、面白くないと思ったら1秒で次の動画にいってしまいます。
「会社のロゴ」や「長い挨拶」はNG! 最初の3秒で「これを知らないと損するかも!」「面白そう!」と思わせるタイトルや動きを見せましょう。

2. 「保存」したくなる便利な情報にする

AIは「保存される動画 = 役に立つ良い動画」と判断します。
「おすすめ5選」「〇〇の裏技」のような、あとで見返したくなる情報を入れると、たくさんの人にオススメ表示されやすくなります。

【アプリ活用】「CapCut」などの外部アプリを使うと、さらにリッチな編集が可能になります。

3. 誰かに「シェア」したくなる内容にする

今、一番大事なのがこれです。
「これすごくない?」「今度ここ行こうよ!」と、友達に教えたくなるような動画は最強です。一方的な宣伝ではなく、見た人の心が動くような動画を目指しましょう。

🖊️ 筆者のひとこと
「バズる」というのは運ではありません。AIのルールを知って、狙って起こすものです。「3秒・保存・シェア」この3つを呪文のように唱えながら動画を作ってくださいね。

第5章:Instagramリール制作は外注すべき?自社運用との費用対効果を比較

結論から申し上げますと、企業のInstagram運用において最も費用対効果が高いのは、「内製(自社制作)」と「外注」を目的によって使い分けるハイブリッド運用です。

なぜなら、どちらか一方に偏るとリスクが高まるからです。
全てを内製にすると「担当者が疲弊して更新が止まる」「クオリティが上がらずブランドを損なう」リスクがあり、逆に全てを外注すると「コストが膨らみ続ける」「社内にノウハウが蓄積されない」というリスクがあります。

賢い使い分けの基準:コスト vs クオリティ

具体的にどのような基準で使い分けるべきか、比較表を見てみましょう。

比較項目自社制作(内製)外注(プロへの依頼)
主なメリットコストがかからない
社内ノウハウが溜まる
即時性がある
クオリティが高い
企画・構成力が強い
担当者の工数削減
主なリスククオリティに限界がある
担当者の業務圧迫
ネタ切れ・マンネリ化
費用がかかる
制作に時間がかかる
社内事情の共有が必要
向いている動画日常の風景、社内行事
簡単なQ&A
速報性のあるネタ
商品・サービス紹介
採用ブランディング
キャンペーン告知
表5:自分たちでやるか、プロに頼むかの比較表

例えば、「毎日の親近感醸成(ストーリーズなど)」は内製で行い、「ここぞという時の商品PRや採用動画」は外注するというように、メリハリをつけるのが正解です。

プロに頼むといくらかかるの?(投資の目安)

外注費用は「どこまで任せるか」で決まります。これを「コスト」ではなく「時間を買う投資」と考えてみてください。

  • ① 編集のみ依頼(5,000円〜3万円 / 本)
    素材は自社で撮れるが、編集スキルや時間がない場合におすすめ。
    (メリット:低予算でプロっぽい仕上がりに)
  • ② 企画・撮影・編集丸投げ(5万円〜20万円 / 本)
    何を撮ればいいかわからない、CMのような高品質な動画を作りたい場合におすすめ。
    (メリット:成果が出る構成で作れる、担当者の負担ほぼゼロ)
  • ③ 運用代行(月20万円〜50万円)
    投稿、分析、コメント返信などSNS運用全体を任せたい場合におすすめ。
    (メリット:プロの知見で最短距離で成果を狙える)

「とりあえず社内でやってみよう」と始めたものの、動画編集に膨大な時間を奪われ、肝心のコア業務がおろそかになっては本末転倒です。
「動画制作にかかる人件費(時間単価)」と「プロに頼んだ場合のクオリティ・成果」を天秤にかけ、自社にとって最適なバランスを見極めることが、成功する企業担当者の賢い選択です。

🖊️ 筆者のひとこと
「時間はタダじゃない」ということを忘れないでください。あなたが動画編集に何時間もかけて他の仕事ができなくなるなら、プロにお金を払って頼んだほうが、結果的に会社のためになることも多いですよ。

Instagramリール運用に関するよくある質問(音楽・画質・投稿頻度)

最後に、初心者がぶつかりやすい壁と解決策をまとめました。

よくあるトラブル解決策
画質が悪くなる設定で「高画質アップロード」をONにする
音楽が使えないビジネスアカウントの制限かも。オリジナル音源を使う
足跡をつけたくないストーリー経由で見ない。リールタブから見る
何を投稿すればいいかわからない競合他社の人気動画を参考にする(TTP)
表6:リール運用のトラブルシューティング

Q1. 流行りの曲を使いたいけど、著作権は大丈夫?

A. 会社のアカウントだと注意が必要です!
個人のアカウントなら自由に使えても、会社(ビジネス)のアカウントだと使えない曲が多いです。トラブルにならないよう、「商用利用OK」な曲を使うか、オリジナル音源を使いましょう。

Q2. 画質が悪くなっちゃう…どうすればいい?

A. 「高画質設定」がオフになっていませんか?
設定画面から「データ利用とメディア品質」を探して、「最高画質でアップロード」をオンにしてください。これがオフだと、勝手に画質を落とされてしまいます。

Q3. 炎上するのが怖いです…

A. 投稿前に、必ず他の人に見てもらいましょう。
「これを見たらどう思うかな?」と、自分以外の視点でチェックしてもらうこと(ダブルチェック)で、炎上のリスクはかなり減らせます。

Q4. どれくらいの頻度で投稿すればいい?

A. 無理なく続けられるペースでOKです。
毎日投稿が理想ですが、疲れてやめてしまったら意味がありません。会社でやるなら、「週に2回」などルールを決めて、コツコツ続けることが信頼につながります。

Q5. ハッシュタグ(#)は何個つければいい?

A. 10個〜15個くらいがおすすめです。
「#会社名」だけじゃなく、「#業界あるある」や「#便利グッズ」など、見てくれる人が検索しそうな言葉を入れると見つかりやすくなります。


まとめ:Instagramリールを活用して企業の認知拡大を目指そう

結論として、企業のInstagramリール運用を成功させる鍵は、自社のフェーズに合わせて「内製」と「外注」を賢く使い分けることです。

リール運用で最も重要なのは「継続すること」であり、無理な内製は担当者の疲弊を招き、コスト重視の安易な外注はクオリティの低下を招くなど、どちらか一方への偏りが成果を遠ざける原因になるからです。

例えば、日々の親近感醸成は「スマホでの自社制作」でコストを抑えつつ、ここぞというキャンペーンや採用動画では「プロへの外注」でクオリティを担保する。このようにメリハリをつけることが、最短で成果を出す秘訣です。

「動画を作ること」自体を目的にしてはいけません。あくまで「動画でビジネスを加速させること」が本来の目的です。
まずは今日から、自社にとって最適な方法で、Instagramリールという強力な武器を活用し始めましょう。

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この記事の監修者
内藤昌和(カプセルメディア代表)
内藤昌和(カプセルメディア代表)
  カプセルメディア代表。年間100本以上のアニメーション動画制作・コンテンツ制作を行なっているアニメーション動画制作の専門家。主に企業向けのアニメーション動画広告やSNS動画も得意としており、上場企業から中小・スタートアップ企業まで、幅広い業界の動画提供している。