コラム

ホームページに動画を埋め込む方法と活用術|メリット・注意点・設置方法まで徹底解説!

目次

ホームページに動画を埋め込むとは?

近年、多くの企業や個人が自社のホームページに動画を取り入れるようになりました。とくに、トップページやサービス紹介ページで動画を目にする機会はかなり増えています。

ここでいう「動画を埋め込む」とは、動画ファイル自体をWebページの中に表示・再生できるようにすることを指します。ユーザーが再生ボタンを押すと、その場で動画が再生される、あの仕組みです。

埋め込みとリンクの違い

混同されがちですが、動画の「埋め込み」と「リンク」は異なります。

  • リンク:動画ファイルやYouTube動画のURLをクリックすると、別のページ(YouTubeなど)に遷移して再生される
  • 埋め込み:そのページの中に動画プレイヤーが表示され、ユーザーがページを移動せずにその場で再生できる

つまり、「リンク」はページ外に移動する必要があるのに対し、「埋め込み」はページ内で完結する、という大きな違いがあります。

動画活用の背景にあるトレンド

そもそも、なぜこれほど多くのサイトで動画が使われるようになったのでしょうか。その背景には、ユーザーの情報収集行動の変化があります。

最近は、文章を読むよりも「見る」「聞く」コンテンツの方が早く理解できると感じる人が増えており、動画の視聴は日常的な行動になっています。とくにスマートフォンの普及によって、動画はより身近な存在になりました。

さらに、Googleをはじめとした検索エンジンも、動画コンテンツを積極的に評価する傾向があるとされており、SEOの観点からも動画の埋め込みは注目されています。

なぜホームページに動画を埋め込むべきなのか?

「動画って本当に必要?」と思われる方もいるかもしれません。
ですが、今やホームページに動画を取り入れることはあれば便利ではなく、あって当然という時代に入りつつあります。

ここでは、動画を埋め込むことで得られる主なメリットをご紹介します。

ユーザーの理解を深め、滞在時間が伸びる

文字や画像だけでは伝えきれない情報も、動画なら短時間でわかりやすく伝えることができます。たとえば、サービスの流れや商品の使い方などは、動画にすることで視覚的に理解しやすくなります。

また、動画を最後まで視聴してもらえると、それだけユーザーがページに滞在する時間も伸びます。この「滞在時間の長さ」は、Googleがサイトの評価をする上でも重要な指標の一つとされています。

コンバージョン率(問い合わせ・購入)にも良い影響

動画には、見る人の感情を動かす力があります。
たとえば、「代表者のあいさつ動画」や「お客様の声インタビュー動画」があるだけで、信頼感がグッと増し、問い合わせや資料請求につながりやすくなります。

近年では、ECサイトに商品紹介動画を取り入れて購入率が上がったという事例も珍しくありません。

スマートフォン時代にマッチした情報伝達手段

スマホでWebサイトを見る人が増えている今、縦スクロールしながら短い動画を見るという行動は、非常に自然になっています。

特に、スマホユーザーは「文字を読む手間を省きたい」という傾向があるため、動画で簡潔に情報を伝えられるページは、離脱されにくい傾向があります。

SEO(検索順位)へのポジティブな影響も

実は、Googleは動画コンテンツの有無を評価項目の一つとして扱っているとされています。
とくにYouTube動画の埋め込みは、Google検索と親和性が高く、動画のあるページの方が上位に表示されやすい傾向にあります。

もちろん、動画だけで検索順位が決まるわけではありませんが、質の高い動画を適切に埋め込んでいるページは、総合的に高く評価されやすいというのが現状です。

動画を埋め込む方法|主要パターン3選

実際にホームページに動画を表示させるには、どのような方法があるのでしょうか?
ここでは、よく使われている3つのパターンをご紹介します。

それぞれに特徴があるので、目的やサイト環境に合わせて最適な方法を選ぶのがポイントです。


1. YouTube動画を埋め込む方法(もっとも手軽)

もっとも一般的で簡単なのが、YouTubeにアップロードした動画を埋め込む方法です。

YouTube動画の下にある「共有」ボタンから「埋め込む」を選ぶと、HTMLの<iframe>コードが表示されます。このコードをコピーして、WordPressの「カスタムHTML」ブロックやビジュアルエディターに貼り付ければOKです。

メリット:

  • 無料で使える
  • 大容量でも安心(YouTubeのサーバーで配信)
  • 自動でレスポンシブ対応されやすい

デメリット:

  • 関連動画が表示される場合がある
  • 再生前後にYouTubeロゴや広告が出ることがある

2. 自社サーバーに直接アップロードして埋め込む方法

自社のサーバーにMP4などの動画ファイルをアップし、HTMLの<video>タグで埋め込む方法もあります。

<video controls width="100%" autoplay muted>
<source src="video.mp4" type="video/mp4">
お使いのブラウザは動画に対応していません。
</video>

メリット:

  • 広告や関連動画が一切出ない
  • 完全に自由なデザインや制御が可能

デメリット:

  • サーバー容量を圧迫する
  • 回線が弱いと表示が遅くなる
  • 再生環境(ブラウザ)によって互換性に注意が必要

特に、複数の動画を掲載する予定がある場合は、サーバー負荷や表示スピードに注意が必要です。


3. VimeoやWistiaなどの外部プレイヤーを使う方法

ビジネス向けに人気なのが、VimeoWistiaといった有料動画ホスティングサービスです。

これらのサービスは、YouTubeのような広告表示がなく、動画プレイヤーのデザインや動作を細かくカスタマイズできます。埋め込みも基本は<iframe>を使って行います。

メリット:

  • デザインやブランドを統一しやすい
  • 再生状況やユーザーの動きを詳細に解析できる
  • 閲覧制限(パスワード設定・特定ドメイン限定など)が可能

デメリット:

  • 基本的に有料(月額制)
  • 一部の設定には専門知識が必要な場合もある

どの方法にも一長一短がありますが、コーポレートサイトやサービス紹介ページで使う場合は、「YouTubeで手軽に」「Vimeoで見た目重視」など、目的に応じた使い分けが鍵になります。

次章では、これらの埋め込みに使われるHTMLコードの基本的な知識について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

埋め込みに使えるHTMLコードの基本知識

動画をホームページに表示するには、HTMLのタグを使って「ここに動画を表示してね」とブラウザに指示を出す必要があります。

ここでは、動画を埋め込む際によく使われる2つの代表的なタグと、それぞれの違いや使い方を解説します。


<iframe>タグ:YouTubeやVimeoの埋め込みに使う

YouTubeやVimeoの動画を埋め込むときに使うのが、この<iframe>タグです。
これは、動画プレイヤーごと別のページをホームページ内にはめ込むようなイメージです。

<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/動画ID" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

WordPressでは、このコードを「カスタムHTML」ブロックに貼るか、ビジュアルエディターの「テキストモード」に切り替えて貼り付ければ表示されます。

主な特徴:

  • 埋め込み元(YouTubeやVimeo)に依存する
  • 自動的にプレイヤーが用意されるので手軽
  • 動画のURLだけ変更すれば使いまわせる

<video>タグ:自社サーバーの動画を直接埋め込む

サーバー上にアップロードしたMP4などの動画を使いたい場合は、HTML5の<video>タグを使います。

<video controls width="100%">
<source src="movie.mp4" type="video/mp4">
お使いのブラウザは動画をサポートしていません。
</video>

このように書くことで、Webブラウザ上に再生ボタン付きのプレイヤーが表示されます。

主な特徴:

  • デザインや再生条件を細かくコントロールできる
  • 自動再生・ループ・ミュートなど自由に設定可能
  • ただしブラウザ互換やファイルサイズには注意が必要

よく使うオプション属性(初心者向けに解説)

  • controls:再生・停止・音量などの操作ボタンを表示
  • autoplay:ページ読み込み時に自動再生(※音声ありだと多くのブラウザで無効)
  • muted:音声をミュート(自動再生とセットでよく使われます)
  • loop:動画の再生が終わったら自動で繰り返す
  • playsinline:スマホでも全画面にならずにページ内で再生される(iPhoneなどで有効)

レスポンシブ対応も忘れずに

PC・スマホの両方で見やすくするためには、動画プレイヤーの幅を固定値ではなく相対値(例:width=”100%”)にしておくと便利です。
CSSでラップする方法もありますが、基本的にはHTMLだけでもある程度の柔軟対応が可能です。


HTMLタグと聞くと難しく感じるかもしれませんが、一度使ってみれば意外とシンプルです。
とくにWordPressでは、ブロックエディタを活用することでコードも見やすく整理できます。

次の章では、埋め込む「動画の種類や選び方」について、実践的な視点からご紹介します。

埋め込む動画の種類と選び方

ホームページに動画を埋め込むとき、「どんな動画を使うか?」という選択はとても重要です。
どれだけクオリティの高い映像でも、ユーザーの関心やページの目的に合っていなければ、逆効果になってしまうこともあります。

ここでは、代表的な動画の種類と、それぞれに適した活用シーンをご紹介します。


会社紹介・ブランド紹介動画

企業のトップページなどにおすすめなのが、会社紹介やブランドコンセプトを伝える動画です。

初めて訪れたユーザーに「どんな会社なのか」「何を大切にしているのか」を短時間で伝えることができ、信頼感や安心感につながります。

活用例:

  • コーポレートサイトのメインビジュアル部分に埋め込む
  • 採用ページで社風を伝える映像として活用

商品・サービス紹介動画

具体的な商品やサービスの魅力を伝えるための動画も、非常に効果的です。
静止画だけでは伝わらない使い勝手や機能、雰囲気を視覚的に表現できます。

活用例:

  • ECサイトの商品ページ
  • サービス紹介のランディングページ
  • オンライン予約や購入を促すページ

お客様の声・インタビュー動画

リアルな体験談や声を映像で伝えることで、信頼性が大きく高まります。
とくにBtoB商材や高額サービスを扱うサイトでは、「実際に使った人の声」が後押しになることが多いです。

活用例:

  • 導入事例や活用事例の紹介ページ
  • 信頼構築を目的としたコンバージョン前のセクション

FAQ・操作説明・ハウツー動画

複雑なサービスやツールを扱っている場合には、操作方法やよくある質問に答える解説動画も効果的です。
文章で説明すると長くなってしまう内容でも、動画ならスッと伝えられます。

活用例:

  • サポートページや「よくある質問」ページ
  • ユーザー登録や設定方法を案内するチュートリアルとして

トップページと下層ページでの使い分け

動画は「どのページに配置するか」によっても、適した種類が変わってきます。

  • トップページ: 会社紹介・ブランドイメージなど幅広く伝える内容が向いています
  • サービス詳細ページ: 機能紹介やお客様の声など、目的に直結する内容がおすすめです
  • ブログ記事やFAQ: 操作説明や補足情報としての動画が効果的

動画の長さにも注意

あまりに長い動画はユーザーの離脱を招く原因にもなります。
目安としては以下のような時間感覚が参考になります。

  • トップページやサービス紹介:30秒〜1分半程度
  • 操作説明やFAQ:1〜3分
  • インタビューや事例紹介:2〜5分程度(内容による)

「全部詰め込む」のではなく、「必要な情報だけを、わかりやすく届ける」ことがポイントです。


次の章では、こうした動画を埋め込む際に注意すべきポイントを詳しくご紹介していきます。
表示スピードやユーザー体験にも関わる大事な話なので、ぜひ続けてご覧ください。

埋め込み動画で気をつけたい5つの注意点

ホームページに動画を埋め込むことで、伝えられる情報量はぐんと増えます。
ただし、設置の仕方によっては、かえってユーザーの離脱やサイトの評価低下を招いてしまうこともあります。

ここでは、動画を埋め込む際に特に注意しておきたいポイントを5つご紹介します。


1. ページの読み込み速度が遅くなる可能性

動画ファイルは、画像よりもはるかに容量が大きくなりがちです。
とくに自社サーバーに直接アップロードしている場合や、複数の動画を同時に読み込む場合、ページの表示スピードが大きく低下する可能性があります。

読み込みが遅いと、ユーザーはページを離れてしまいますし、Googleの評価(SEO)にも悪影響を与えるため、軽量化や遅延読み込みの工夫が必要です。


2. スマートフォンでの表示や再生の挙動

PCでキレイに表示されていても、スマートフォンでは表示が崩れたり、うまく再生できないことがあります。

特に注意したいのが以下の点です。

  • 動画プレイヤーが画面からはみ出していないか?
  • 自動再生がうまく動作しているか?(多くのスマホでは音声付き自動再生は無効)
  • iPhoneなどで「全画面再生」になりすぎて、ユーザーが迷子にならないか?

レスポンシブ対応のコードを使ったり、スマホ表示時だけ動画を差し替える工夫も検討しましょう。


3. 自動再生の扱いは慎重に

ページを開いた瞬間に動画が自動再生される設定は、一見インパクトがあるように見えますが、ユーザーによっては「うるさい」「勝手に始まった」と嫌がられることもあります。

自動再生を使う場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 音声はミュートにしておく(muted属性)
  • 動画のループ再生も慎重に
  • スクロールに合わせて再生する仕組みを活用するのもアリ

自然に「気づいて見てもらう」工夫が大切です。


4. 著作権・肖像権のリスクに注意

動画内に使用している音楽・画像・映像素材・人物などに、著作権や肖像権の侵害リスクがないか必ず確認しましょう。

特にYouTube動画をそのまま埋め込む場合、自分のチャンネルであってもBGMや画像に権利侵害があると、突然非公開になったり、広告が出る可能性があります。

万が一に備えて、使用している素材の出所と権利状況は明確にしておくのが安全です。


5. 動画ホスティングサービスの選び方

動画をどこにアップするか?という点も、表示速度や見た目に大きく影響します。

  • YouTube: 無料で手軽、検索にも強いが、広告や関連動画が出る
  • Vimeo: 広告なし、ブランド感を保てるが有料
  • Wistia: 高機能でBtoBに最適、費用が高め
  • 自社サーバー: 自由度が高いが、重くなりやすく管理コストもかかる

動画の目的や予算に応じて、どこにアップするのがベストかを事前に見極めることが重要です。


少しの工夫と配慮で、動画は「ただの映像」から「価値ある情報資産」に変わります。
次の章では、埋め込み動画にありがちな失敗例と、それをどう避けるかについてご紹介します。

よくある失敗例とその回避策

動画をホームページに埋め込むことは、情報の伝達力を高めるうえで非常に有効な手段です。
しかし、実際には動画を埋め込んだせいで逆効果になってしまった…というケースも少なくありません。

ここでは、実際にありがちな失敗例と、それを未然に防ぐための対策をご紹介します。


失敗例①:動画が重すぎてページが表示されない

あるあるケース:
高画質のMP4ファイルを直接サーバーにアップして、動画再生のたびに読み込みが重くなり、ページが開くまでに時間がかかる。

回避策:

  • ファイルサイズの軽量化(目安は10MB以下)
  • YouTubeやVimeoなど、外部のホスティングサービスを利用
  • 遅延読み込み(lazy load)の設定を検討する

表示スピードは、SEOやユーザー体験に直結するため、動画の重さは最初にチェックすべきポイントです。


失敗例②:自動再生でユーザーがびっくりして離脱

あるあるケース:
ページを開いた瞬間に音声付きで動画が再生されて、訪問者が驚いてすぐに離脱してしまう。

回避策:

  • 自動再生する場合は音声をミュート(muted)にする
  • ユーザーがスクロールして動画にたどり着いたときに再生されるように設定
  • スマホユーザー向けには自動再生を無効にする

ユーザーの意思を尊重した再生設計が、滞在時間の延長にもつながります。


失敗例③:動画がレスポンシブ対応していない

あるあるケース:
PCでは綺麗に見えるのに、スマホで表示するとプレイヤーがはみ出したり、ボタンが押せなかったりする。

回避策:

  • <iframe><video> タグに width="100%" を指定
  • CSSで aspect-ratioobject-fit を活用してアスペクト比を保つ
  • WordPressの場合、「レスポンシブ動画埋め込み用プラグイン」を使うのも有効

レスポンシブ非対応の動画は、モバイルファーストの時代では致命的なミスです。


失敗例④:内容が古くなってしまっている

あるあるケース:
サービス内容や会社情報が変わったのに、動画は昔のまま放置。結果、見たユーザーに誤解を与える。

回避策:

  • 定期的な動画の見直し(1年に1回程度のチェックがおすすめ)
  • YouTubeなどで動画を差し替えても、埋め込みURLが変わらない形にしておく
  • テキスト説明と動画の整合性も確認する

「古くなった情報=信頼の低下」と認識しておきましょう。


失敗例⑤:目的が曖昧で、動画の効果が不明

あるあるケース:
「とりあえず動画を入れておこう」と設置したものの、何を伝えたいのか分からず、ユーザーの印象にも残らない。

回避策:

  • 動画の目的(理解促進/信頼構築/コンバージョンなど)を明確に決める
  • 導線や周囲の文脈に沿って自然に動画を配置する
  • 見てもらいたいユーザー層を明確にする

動画は流すだけで効果が出るものではありません。他のコンテンツとの連携や導線設計がカギです。


動画の埋め込みは、メリットが大きい分、やり方を間違えるとリスクにもなり得ます。
「ユーザー視点でどう見えるか?」を常に意識して、設置前後のチェックを忘れずに行いましょう。

次の章では、実際の企業ホームページにおける成功事例をご紹介します。これまでの内容と照らし合わせながら、自社に活かせるヒントを見つけてみてください。

成功事例から学ぶ埋め込み動画の活用法

動画をホームページに埋め込むだけでは、効果が出るとは限りません。
重要なのは「どこに」「どんな目的で」「どう見せるか」です。

ここでは、実際に動画の埋め込みによって成果を上げた企業サイトの事例を紹介しながら、どんな工夫が成功につながったのかを紐解いていきます。


事例①:ブランドの世界観を伝えるトップページ動画(アパレル業界)

業種: アパレル(D2Cブランド)
動画内容: ブランドコンセプトとライフスタイルを映像で表現
設置場所: トップページのファーストビュー

成功のポイント:

  • 音声なしの短い自動再生動画で、ユーザーの離脱を防止
  • 余計な情報を省いたシンプルな構成で、ブランドの世界観を直感的に伝える
  • モバイルでは静止画に切り替え、読み込みスピードを最適化

成果: サイト滞在時間が大幅に延び、指名検索数が増加。SNSでのシェアも増えた。


事例②:サービスの利用イメージを明確にした紹介動画(ITツール系)

業種: SaaS型業務支援サービス
動画内容: 操作画面を使った導入〜活用の流れの解説
設置場所: サービス紹介ページの上部と、各機能紹介セクション

成功のポイント:

  • 動画で「使ったときのイメージ」が明確になり、導入前の不安を解消
  • テキストだけでは伝えきれない操作感を、映像とナレーションで補足
  • CTA(無料トライアル)ボタンのすぐ近くに配置し、コンバージョンにつなげた

成果: 問い合わせ数・無料トライアル登録率が30%以上アップ。


事例③:お客様の声を動画でリアルに伝える(住宅リフォーム業)

業種: 住宅リフォーム
動画内容: 実際の施主へのインタビュー+ビフォーアフター映像
設置場所: 導入事例ページ、トップページ下部

成功のポイント:

  • 顧客の生の声がリアルに伝わり、信頼性の強化につながった
  • 写真だけでは伝えきれない施工過程や満足感を映像で表現
  • 動画のサムネイルに笑顔の施主を使い、視聴率を高めた

成果: 問い合わせの質が向上し、商談化率がアップ。紹介経由の成約も増加。


成功事例に共通する3つのポイント

これらの事例から見えてくる、埋め込み動画活用の共通点は以下の3つです。

  1. 動画の目的が明確で、導線設計が適切であること
  2. ユーザー目線で構成・長さ・表示方法が最適化されていること
  3. 動画だけに頼らず、周囲のコンテンツとバランスを取っていること

「良い動画を作る」だけでなく、ホームページ上でどのように機能させるかが成功のカギなのです。


次の章では、実際に動画を埋め込む方法として、WordPressでの具体的な実装手順をご紹介していきます。
コピペで使えるコード例も含めて、初心者の方でも迷わず設定できるように解説します。

WordPressでの埋め込み方法と実装手順

動画をホームページに埋め込むには、正しい手順で設置することが大切です。
特にWordPressを使っている場合は、初心者でも簡単に動画を表示できる機能が備わっているため、基本の操作を押さえておけば安心です。

ここでは、YouTubeなど外部サービスを使う場合と、自分でアップロードした動画を使う場合の2つの方法を紹介します。


方法①:YouTube動画を埋め込む(最も一般的)

YouTubeにアップした動画をWordPressに埋め込む方法はとても簡単です。

【手順】

  1. YouTubeで表示したい動画を開く
  2. 「共有」ボタンをクリック
  3. 「埋め込む」ではなく「リンクをコピー」ボタンでURLを取得
  4. WordPressの投稿画面にそのままURLを貼り付ける

【例】

https://www.youtube.com/watch?v=xxxxxxxxxxx

このようにURLを貼るだけで、自動的に動画プレイヤーとして表示されます。
ブロックエディター(Gutenberg)では「YouTube」ブロックを選んでもOKです。

ポイント

  • サムネイルや再生ボタンも自動で表示される
  • 再生後の「関連動画」を非表示にしたい場合は埋め込みコードを使う

方法②:YouTubeの埋め込みコードを使う(細かくカスタマイズしたい場合)

YouTubeの「共有 > 埋め込む」から取得できるコードを使えば、以下のような細かな設定ができます。

【埋め込みコード例】

<iframe width="100%" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/xxxxxxxxxxx?rel=0&autoplay=0&mute=1" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

【カスタマイズ項目】

  • rel=0:再生後の関連動画を非表示に
  • autoplay=1:自動再生
  • mute=1:ミュートで自動再生可能
  • controls=0:再生コントロール非表示(用途により注意)

このコードは、WordPressの「カスタムHTML」ブロックに貼り付けて使います。


方法③:自分でアップロードした動画を表示する

独自の動画をWordPressにアップロードして表示することもできますが、注意点もあります。

【手順】

  1. WordPressのメディアライブラリにMP4などの動画をアップロード
  2. 投稿画面で「動画」ブロックを追加
  3. 「メディアライブラリ」から先ほどの動画を選択

メリット

  • 広告や他人の動画が表示されない
  • フルデザインを自社でコントロール可能

デメリット

  • サーバー容量を圧迫する
  • 表示が重くなりやすい(読み込み速度に注意)
  • 自動再生などの設定にはHTMLやCSSの知識が必要な場合も

基本的には、軽い動画や再生回数の少ないケースに限定するのが無難です。


埋め込みに役立つおすすめプラグイン

より細かな設定をしたい方や、表示の崩れを避けたい方にはプラグインの導入もおすすめです。

プラグイン名主な機能備考
WP YouTube Lyte軽量なYouTube表示遅延読み込み対応
FV Playerカスタマイズ性が高い動画プレイヤー有料プランあり
Lazy Load for Videosページ速度の改善自動的に遅延読み込み

プラグインは必要最低限にとどめ、サイトのパフォーマンスを意識して選びましょう


WordPressでの動画埋め込みは、手順さえ分かっていればとてもシンプルです。
とはいえ、「表示速度」「スマホ対応」「見せ方」の3点は常に意識しておくことが成功のカギになります。

次の最終章では、動画を活用する上で押さえておきたいSEOとユーザー体験の最適化ポイントについて詳しくご紹介します。

SEOとユーザー体験の最適化ポイント

動画をホームページに埋め込むことで視覚的な魅力が増し、情報の伝達力も高まりますが、それだけでは不十分です。
本当に成果につなげるには、「検索エンジンに評価される構造」と「ユーザーが快適に閲覧できる体験」の両立が欠かせません。

ここでは、動画を活用しながらSEOとユーザー体験(UX)を両方最適化するための具体的なポイントを解説します。


1. 動画コンテンツの周辺に「テキスト情報」を充実させる

動画だけではSEO効果が限定的です。検索エンジンは動画の中身を完全に理解できないため、動画の前後にテキストで内容を補完することが重要です。

やるべきこと

  • 動画の要約やポイントをテキストで掲載
  • タイトル・説明文・見出し(hタグ)を適切に使う
  • キーワードを自然な形で含める

これにより、動画だけでは拾いきれない検索キーワードにも対応できます。


2. サイトの表示速度を意識した動画設計

表示速度はSEOに直結する重要な要素です。動画の埋め込みによってページが重くなると、離脱率が上がり、Googleの評価も下がります。

対策方法

  • 外部サービス(YouTube/Vimeo)を活用して読み込みを軽くする
  • lazy loading(遅延読み込み)を導入
  • 自動再生は極力避け、ユーザーの操作で再生させる

「必要なときだけ動画を読み込む」設計が理想的です。


3. 動画に適切な構造化データを追加する

Googleに「このページには動画があります」と明示することで、検索結果に動画のリッチスニペットが表示される可能性が高まります。

構造化データ(VideoObject)の例(JSON-LD)

<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org",
"@type": "VideoObject",
"name": "サービス紹介動画",
"description": "当社のサービス内容を紹介する2分間の動画です。",
"thumbnailUrl": "https://example.com/thumb.jpg",
"uploadDate": "2025-07-30",
"contentUrl": "https://example.com/movie.mp4",
"embedUrl": "https://www.youtube.com/embed/xxxxxxxxxxx"
}
</script>

これを <head> に埋め込むか、SEO系プラグイン(例:All in One SEO、Yoast SEO)のカスタムスニペット機能を使って設定します。


4. モバイルファーストの視点を忘れない

Googleのインデックスは「モバイル版」を基準に評価されています。動画がスマートフォンで見づらかったり、はみ出したりすると大きなマイナスです。

チェックリスト

  • スマホ表示で動画が画面内に収まるか
  • タップしやすいUIか(再生ボタンの大きさなど)
  • モバイルでも読み込みにストレスがないか

動画埋め込み後は、必ず実機やシミュレーターで表示確認をしましょう。


5. 動画のサムネイルやタイトルで興味を引く

クリック率(CTR)もSEO評価に影響します。動画の最初の印象=サムネイルとタイトルの魅力が重要です。

意識したいポイント

  • 鮮明で伝わりやすいサムネイルを設定する
  • テキストやアイコンを入れて目を引くようにする
  • 動画タイトルもSEOを意識して設計する

視聴されない動画は存在しないのと同じです。最初の1秒で惹きつける仕掛けが大切です。


まとめ:動画は「魅せるだけ」でなく「成果を出す設計」がカギ

動画は、ただ見た目がかっこいいだけの装飾ではありません。
正しく活用すれば、ホームページの滞在時間を延ばし、信頼感を高め、コンバージョンを後押しする強力なツールになります。

ただし、単に動画を埋め込むだけでは、十分な成果は期待できません。

  • テキストと連携したコンテンツ構造で検索エンジンに内容を正しく伝え
  • 表示スピードを意識した設計でユーザーのストレスを軽減し
  • モバイルやSEOへの最適化で幅広い環境に対応する

これらを意識することで、「見てもらえる動画」から「成果を生み出す動画」へと進化させることができます。


カプセルメディアの制作実績の紹介

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この記事の監修者
内藤昌和(カプセルメディア代表)
内藤昌和(カプセルメディア代表)
カプセルメディア代表。年間100本以上のアニメーション動画制作・コンテンツ制作を行なっているアニメーション動画制作の専門家。主に企業向けのアニメーション動画広告やSNS動画も得意としており、上場企業から中小・スタートアップ企業まで、幅広い業界の動画提供している。